STORY 中年の刑事・深間は、激怒すると見境なく暴力を振るうという悪癖があった。かつては街から暴力団を一掃した功労者と讃えられたが、度重なる不祥事の責任を問われ、治療のため海外の医療機関へと送られる。数年後、日本に呼び戻された深間は、街の雰囲気が一変していることに気づく。行きつけの店はなくなり、飲み仲間や、面倒をみていた不良たちの姿もない。さらに、町内会の自警団が高圧的な「パトロール」を繰り返している。一体、この街に何が起きているのか? 深間の中に忘れていた怒りの炎がゆらめき始める……。(以上、公式HPより抜粋)

「主人公にも自警団にも共感できない」という感想が正解ではないか?

自分的には深間も、海外で治療を受けている段階でとっくに精神が失調していると感じた。

幻覚(母親、鳥)?の描写とかね。

日本に帰ってきてから、警察署内の制度が変わっていたり、自警団が跋扈している様子を見て、深間がすごい常識的な反応をしていることが面白かった。

シリアスな笑いだな。

印象的な脇役

町内会長役の森羅 万象(しんら まんぞう)さんが良かったです。

あのアクの強さがね。

前任の警察署長に鉢植えの木の病気を指摘するシーンとか、若い女性を左右に侍らせていても違和感がないところとか。

あと顔がサルマン・ラシュディに似ている。

『一九八四年』はやはり偉大だったんだな

ストーリーやテーマに関しては、正直「そんな訳ないだろ(笑)」というレスポンスでいいと思うんですよね。

監督もそういう受け止め方でいいと思っている気がする。

それより思うのが『一九八四年』で表出された「ディストピア」的世界観のパッケージの普遍性や重要性だよね。

ジョージ・オーウェルは超の付くほどの天才だったんだろうな。

「ビッグ・ブラザーがあなたを見ている」「憎悪週間」といった設定は、換骨奪胎され。現在のコンテンツでも十分魅力的に活用されている。

「激怒」してもいいのだ、ということ

自分にとって大切な人が淫売呼ばわりされたら、怒っていいのだと思う。

激怒する・される、暴力を振るう・振るわれる、殺す・殺される、当然、すべては表裏一体でしかない。

投稿者

管理人ひのき

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