カラーになってからの黒澤作品は必ずしも高い評価を得ているわけではないようだが、今作はどうだろうか?

黒澤映画の集大成

……世界の巨匠が、バブル真っ最中の時代に、莫大な金と人と時間をかけて、長年の構想を結実させた映画だった。

要するに、何の文句のいいようもない。

ただただ圧巻である。

スケール・迫力・リアリティ・作りこみ……すべてが満点

ワダ・エミがアカデミー賞(衣裳デザイン賞)を受賞

合戦のシーンなどは本当にどれだけの金と人を注ぎ込んだのだろうか。

撮影中実際に何人か死んだんじゃないのか!?