光文社古典新訳文庫・太田浩一 訳・2014年10月、12月刊行

法律を学ぶためパリに出た青年フレデリックは、帰郷の船上で美しい人妻アルヌー夫人に心奪われる。パリでの再会後、美術商の夫の店や社交界に出入りし、夫人の気を惹こうとするのだか…。二月革命前後のパリで夢見がちに生きる青年と、彼をとりまく4人の女性の物語。

故郷で悶々とした生活を送るなか、フレデリックに思わぬ遺産がころがりこんできた。パリに舞い戻ったフレデリックはアルヌー夫人に愛をうちあけ、ついに媾曳きの約束をとりつけることに成功する。そして、運命のその日、二月革命が勃発するのだった……。自伝的作品にして歴史小説の最高傑作。(以上、光文社HPより)

大河のような、美しく、洗練された小説

フランスの古典小説です。

この作品云々というよりも、外国の古典小説がなければ私という人間は形成されていなかったはずだ。

投稿者

管理人ひのき

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